BYOD=高リスクは間違い スマートデバイスの利便性と安全性を両立させるにはシーイーシーのスマートデバイス活用ソリューション「cloudappbase」

社員が個人所有するスマートデバイスを業務でも利用するBYODは、その高い利便性と引き換えに、セキュリティリスクが高まると思われがちだ。しかし、この両者を高いレベルで両立させるソリューションがある。

2013年01月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 一般ユーザーの間で急速に普及しつつあるスマートフォンやタブレット端末だが、近年では企業におけるビジネス用端末としても導入が進んでいる。PCに比べ圧倒的に携帯性に優れ、かつフィーチャーフォンよりもはるかに高い機能を備えるスマートデバイスの導入は、社員の生産性向上や、在宅勤務をはじめとする新たなワークスタイルへの対応、さらには万が一の災害に備えたBCP(事業継続性計画)においても大きな威力を発揮する。

 さらに最近では、社員が個人所有する端末を業務利用する「BYOD(Bring Your Own Device)」を導入する企業も出てきている。BYODは、企業にとっては端末の導入コストを削減できるメリットがある他、社員にとっても普段使い慣れた端末を仕事でも利用できることで、さらなる生産性向上が期待できる。

 しかし、BYODにはさまざまなメリットがある半面、セキュリティや運用上の課題がどうしても付きまとう。個人利用の端末に対しては、企業のセキュリティポリシーを徹底するのが難しいためだ。そのため、ただでさえスマートデバイスのセキュリティ問題が世間を騒がせている今日、個人利用の端末を業務でも利用することには大きなリスクがある。

 こうしたセキュリティリスクを回避し、かつBYODのメリットを享受できるソリューションとして、現在注目を集めているのが、「EAS(Enterprise Application Store)」と呼ばれるソリューションだ。EASは業務用端末にダウンロードできるアプリケーションを、企業が独自に構築したアプリケーションストアに登録されたものに制限することで、端末のマルウェア感染を防ぐ仕組みだ。特に、シーイーシー(以下、CEC)が提供するスマートデバイス専用アプリケーション管理サービス「cloudappbase」は、BYODの運用を前提とした国産EASソリューションとして高い注目を集めている。

 cloudappbaseの最大の特徴は、スマートデバイスを「個人モード」と「業務モード」の2つの領域に完全に分離する点だ。個人モード時には、どのようなアプリケーションをインストール・起動するか、あるいはどのようなサイトを閲覧するかは、持ち主の自由。しかしいったん業務モードに切り替えた後は、あらかじめ定められたアプリケーションストアに登録されたアプリケーションしか利用できず、またデータをダウンロードできるサイトも制限される。また、ダウンロードしたデータは全て暗号化されるため、万が一データが流出した際にも機密情報が漏えいすることはない。

「cloudappbase」の仕組み。スマートデバイスを「個人モード」と「業務モード」の2つの領域に分離できる

 この他にも、万が一の端末の紛失・盗難に備えたリモートロックやリモートワイプ、アプリケーション配信、プッシュ通知、独自の端末認証など、MDM(モバイルデバイス管理)としての機能も数多く備える。こうした機能によりcloudappbaseは、一見相反するように見えるBYODとセキュリティ対策の両方を、高いレベルで両立するのである。

 CECでは、こうしたcloudappbaseの特徴やメリットを詳しく紹介したホワイトペーパーを公開している。製品の紹介以外にも、スマートデバイスのBYOD利用にまつわる一般的な課題とその解決方法についても解説しているため、BYODの導入を検討している方にとっては必見の内容だといえよう。

この記事に興味のある方におすすめのホワイトペーパー

スマートデバイスのセキュリティ問題が大きく取り沙汰されている今日、そのビジネス利用には周到な準備が必要だ。ましてや、社員が個人所有する端末を業務でも利用するBYODではなおさらのこと。シーイーシーが提供する「cloudappbase」は、まさにこうした課題を解決するために開発された製品だ。

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