長い歴史と抜群の実績を誇る「Oracle Solaris」が進化を続けている。ハードウェアとの連携をはじめ、Oracle Databaseなどソフトウェアとの連携も強化。さらにその先にはクラウドや仮想化対応、運用管理のさらなる効率化などを見込む。
パフォーマンスやスケーラビリティ、セキュリティ、信頼性に優れたUNIX OSとして長い歴史を持ち、ミッションクリティカルなシステムで数多くの利用実績を誇る「Oracle Solaris」が、さらなる進化を遂げようとしている。
2012年10月にリリースされた新バージョン「Oracle Solaris 11.1」では、SPARCサーバやエンジニアド・システムなどハードウェアとのタイトな連携を実現。先頃発表された最新「SPARC M6-32」サーバおよびエンジニアド・システム「Oracle SuperCluster M6-32」の高いスケーラビリティも「Oracle Solaris 11.1」のテクノロジーがベースとなっている。また、最新のOracle Databaseテクノロジーに対応した機能拡張も行われており、大規模データベースの起動時間を大幅に短縮化している。
2014年前半のリリースが予定されている次期バージョン「Oracle Solaris 11.2」では、クラウドプラットフォームへの最適化を加速させるとともに、運用管理のさらなる効率化を図る機能を提供していく計画だ。本稿では「Oracle Solaris」の現在と未来を見通す。
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