スイッチの作業の大部分を抽象化されたソフトウェアレイヤーに移動できる機能を提供するSDNこそ、進むべき道だ。
かつて、大企業には社内に通信部門があったことを覚えているだろうか。高度なスキルを持った専門の技術者が、配線や端末、電話機を設置して回り、例えば受付が使う専用の管理センターなどで、外からかかってくる電話と外へかける電話をさばくために十分な回線が確保できていることを確認していた。あの部門はどうなったのか。
世界は変わった。VoIPの利用や、かつて通信部門が行っていた作業の多くをIT部門が担うようになったことで、通信の世界は容易になった。
SDN(Software Defined Network:ソフトウェア定義ネットワーク)が主流になれば、ITネットワークの専門職にも同じことが起きるかもしれない。ネットワーク専門職を自認する者は誰であれ、SDNが自分にとって何を意味するかを十分に理解し、今後のITプラットフォーム管理においても確実に役に立てるよう、適応しなければならない。
これまでのネットワークは、ITにおける全ての基盤を提供してきた。ネットワークがなければ、サーバで運用されているアプリケーションには誰も接続できない。データが1つのアプリケーションから別のアプリケーションへと流れることも、1つの組織から別の組織へと流れることもできない。ネットワークは支配者だ。しかし、その一方でプラットフォーム全体の大きな足かせとなりつつある。
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