「待ったなし」のXP移行 サポート終了直前でも間に合う解決策とはOSアップグレードに掛かるコストや時間を大幅短縮

Windows XPのサポート終了まで2カ月を切り、新OSへの移行が「待ったなし」の状況となっている。だが、専任のIT管理者が企業内におらず対応に苦慮するケースもある。そのような企業は支援ツールで課題を解決できるだろう。

2014年02月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 「Windows XP」のサポート終了までついに2カ月を切った。今、多くの企業は新OSへの移行作業を進めているはずだ。

 サポート終了後もWindows XPを利用することは、セキュリティの観点から大きなリスクを伴う。2014年4月9日以降は、Windows XPに脆弱性が発見されたとしても米Microsoftから修正プログラム(セキュリティパッチ)は提供されず、Windows XPを利用し続ける企業は、攻撃者にとって格好のターゲットとなる。

 このセキュリティリスクは、自社の情報資産を脅威にさらすだけではない。例えば、ウイルスに感染してメールのやりとりが盗まれたら、取引先や顧客にも被害を与える可能性がある。もし、自社のPCがウイルスに感染し、踏み台となってしまえば加害者責任を問われることにもなりかねない。サポート終了後もXPを使い続けることは、極端にいえば「ウチはセキュリティ対策をしていない会社です」と公言しているようなものだ。

 さらに時を同じくして、「Office 2003」および「Internet Explorer(IE)6」のサポートも終了する。4月9日以降もOffice 2003のファイル形式(.docなど)でドキュメントを送付し続ければ、会社の信用を失墜させることにもなりかねない。こうした状況を鑑みると、新OSへの移行作業は「待ったなし」である。しかし、移行状況によっては、サポート終了のタイムリミットまでに間に合わない場合も考えられる。特に専任のIT管理者がいない中堅・中小企業では、対応に苦慮していることもあるだろう。

 そこで注目を集めているのが、Windows XPからのOS移行を支援するツールである。これをうまく活用すれば、OSアップグレードに掛かるコストや時間を大幅に短縮することが可能だ。本稿では、Windows XPのサポート終了直前でも間に合う移行対策や支援ツールのメリットを紹介しよう。


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