「Surface Pro 3」で“夢の直行直帰”が現実に?「Office 365」との組み合わせでワークスタイル変革

ITの進化により、ワークスタイル変革がいよいよ現実のものとなってきた。鍵を握るのが可搬性に優れたタブレットと、そこで利用するクラウドサービスである。選定のポイントとは。

2015年04月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ワークスタイル変革のために、タブレットに注目する企業は少なくない。一方で、タブレットの導入効果をうまく引き出せていないとの声も意外と多い。その背景にあるのは、世の中に存在するタブレットにはOSやハードウェア面での違いがあり、自社の業務に必ずしも合致する製品ばかりではないという事実だ。

 タブレットは登場してまだ数年であり、それらの詳細を把握しているITスタッフは決して多くない。そのため、業務利用に沿わない製品を選定してしまう可能性もあり、現場における生産性の低さを招いたり、新規アプリケーションの開発など利用環境の整備に多大なコスト負担が求められる可能性もある。

 とはいえ、タブレットが大きな可能性を秘めていることも確かだ。従来のノートPCよりも携帯性が格段に優れ、かつ、無線ネットワークを介して各種クラウドサービスの利用が可能なことから、とりわけ社外での新たな利用シーンの開拓を見込むことができる。うまく活用すれば、直行直帰をはじめとするワークスタイル変革に大きな力を発揮してくれるのだ。

 ワークスタイルの変革に向け、何を基準にタブレットを選定すべきなのか。本稿ではそのポイントと、現状における最適な選択肢を紹介することにしよう。

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