ネットワークの可視化で運用現場が変わる システムトラブル対応時間を最短化する新手法とは?中堅・中小企業でも導入できる価格と扱いやすさ

予期せぬ障害リスクはあらゆるシステムに付きまとう。そこでシステム部門は各種の管理ツールの活用を進めてきたものの、システムの複雑化が取り組みに暗い影を落としている。現状をどう打開すべきか。

2015年06月12日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 企業システムの運用管理業務は複雑さと煩雑さを増すばかりである。その背景には、ITの技術革新に伴い、企業システムの管理対象が増え続けていることがある。例えば、社内で使われるアプリケーション、それにアクセスする端末が多様化したことで、ネットワークに関しても、その構成や監視すべき項目が複雑化している。仮想化技術の普及により仮想マシンの日常的な管理が必要となったこと、ここ10年での大きな変化だ。さらに、社内データの急増を受けてストレージが増加の一途をたどっている。

 また、IT予算の約7割は運用管理コストが占めているといわれており、IT部門はコスト削減を経営サイドから突き付けられている。一方で、システムと業務の結び付きはますます強くなっており、ユーザー部門では24時間365日の連続稼働を求める声が日増しに高まるばかりである。そうした中、情報システム部門による運用管理の負荷はかつてないほど増大している。

 システム管理の現場では、これまでIT部門が「汗をかく」、つまりマンパワーで押し切ることで、それらの要求を何とか両立させてきた。しかし、現状を放置したままではITの進化による管理対象のさらなる拡大によって、いつかは運用管理が破綻を来すことは確実な状況だ。その場合に責任を取らされるのは、他ならぬIT部門である。

 では、そうした事態を回避するために、IT部門はどのような方策を講じるべきなのか。本稿では、現状の運用管理に潜む問題点を洗い出すとともに、それらの解決に向けた“最適解”を探りたい。


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