医療業界必見 膨大な医療情報の適切な保管・管理に必要な処方箋「ずっと保管」「すぐにアクセス」「しっかり保護」を実現

診療録を始めとする医療情報の保管は、医療機関にとって大きなテーマである。しかし、手間もコストも掛けられないのが現状だ。そのジレンマを解くカギは、意外にもすぐそこにあった。

2015年09月08日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 電子カルテや各種画像診断装置の普及により、医療情報の電子化が進んでいる。その際、問題となっているのが、増え続ける医療情報をどう適切に保管・管理するかだ。

 多くの医療情報は、医師法/歯科医師法に定められた診療録の保存義務(5年)や、医療過誤の損害請求に備えた民法での20年間の保存など、長期にわたり保存する必要がある。また患者個人の機密情報が含まれるため、そのセキュリティの確保とともに、患者の開示要求に迅速に対応することが求められる。さらに災害対策も重要な課題となっている。こうした医療機関ならではの課題に対する解決策(処方箋)を紹介しよう。

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