モバイル端末活用の動きは、企業だけでなく教育機関にも広がる。約1700台という大規模なモバイル端末導入を見据えて動き始めたのが清教学園だ。その取り組みの背景と、実現を支えるITとは?
タブレットをはじめとするモバイル端末は、既に企業や組織のクライアント端末として一般的なものになりつつある。その可搬性や操作性の高さを生かし、業務効率の向上やワークスタイルの変革を図ろうとする企業は少なくない。
近年急速に進みつつあるのが、教育機関でのモバイル端末の活用である。大阪府河内長野市に校舎を置く中高一貫校の清教学園もその1つだ。同学園では現在、2016年4月からの約1500人の全生徒を対象にした、1700台規模のモバイル端末活用に向けて準備を進めている。
教育機関のモバイル端末活用では、その効果を生かす授業の工夫もさることながら、端末の効率的な管理体制をいかに構築するかが鍵となる。生徒一人一人が端末を利用するとなると、その多さは決して無視できるものではない。1700台規模の端末利用を見据える清教学園にとって、手作業で全端末の設定変更をしたりするのは、当然ながら無理がある。
清教学園が、モバイル端末の本格利用に乗り出した理由とは何か。その取り組みを可能にするITソリューションとは。同校のIT責任者に話を聞いた。同校の先駆的な考え方や取り組みは、モバイル端末の本格導入を考える企業にも大いに参考になるはずだ。
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