「予算がない」「ITセキュリティの分かる担当者がいない」といった課題に頭を悩ませる自治体は少なくない。神奈川県西部に位置する南足柄市が実現した、担当者がべったり張り付かなくても運用可能な仕組みとは。
神奈川県西部に位置する南足柄市は、金太郎の昔話で知られる足柄山をはじめ豊かな自然に恵まれた、人口約4万3000人の自治体だ。
だがこの南足柄市もセキュリティの脅威とは無縁ではいられない。特に、近年被害が報じられている標的型攻撃は、誰にとっても人ごとではない問題だ。大手企業や中央官庁はもちろん、そこへの足掛かりとして中小企業や地方自治体も狙われている。しかしこうした組織では、常にセキュリティ対策のために予算や人員を確保できるとは限らないのが悩みの種だ。
県内でも規模の小さな市である南足柄市は、標的型攻撃をはじめとするさまざまな脅威への対策を、コストパフォーマンスや運用負荷の軽減といった課題と両立させながら実現した。そのポイントはどこにあったのだろうか。
提供:図研ネットウエイブ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部