今日のデータセンターに求められるのはサーバレベルの仮想化だけではない。サーバに加えて、ストレージとネットワークコンポーネントを仮想化することで、高度に自動化され、柔軟で拡張性に優れ、かつコスト的にも優れたソリューションを利用することができる。
仮想化の実装により、従来IT部門が悩まされていたリソースの使用率の低さや、IT運用の効率の悪さを招いていた独自仕様のサーバ、ストレージ、およびネットワーキングのサイロ化などが解消されつつある。
だが、仮想化はサーバレベルに限らない。サーバに加えてストレージとネットワークを仮想化することで、ソフトウェア定義型のデータセンターを実現し、ビジネスに必要なより高い即応性と効率を実現できるのである。ソフトウェア定義型ソリューションでネットワークやストレージの機能をハードウェアの制限から切り離し、プログラムで制御・自動化するシンプルな一元管理を実現できるのだ。それは結果としてIT予算の抑制にもつながってくる。
本ホワイトペーパーは、米国の調査会社ESGによるソフトウェア定義型ストレージ(SDS)についてのレポートである。SDSの特長について解説するとともに、SDSを選択すべき理由が5つの観点から分かりやすく整理されている。ビジネスの展開スピードがますます速まる中、求められる開発スピードやコスト負担に悩むIT担当者には、SDSの有効性についてぜひ確認してもらいたい。
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