オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群OpenStackに注目が集まっている。仮想マシンとストレージ、ネットワークなどのリソースを提供するクラウド環境の構築において提供される、技術面・ビジネス面のメリットについて探ってみたい。
OpenStackは世界中で550社、3万人のエンジニアが使用しており、既に、オープンソースで先行していたLinuxを抜いて世界最大のオープンソースソフトウェアといわれている。年2回開催されるOpenStackサミットにも、有料にもかかわらず、飛行機代や宿泊費を費やして世界中から6000人が参加するほど高い関心を集めている。
これほどまで開発者を引き付ける理由は、OpenStackが単に、技術的に優れているだけでなく、ビッグデータ、クラウド、モバイルなど現在のITの先端領域の、特にアーキテクチャに関わる部分で不可欠な存在となっているからだ。
本Webキャストでは、OpenStackをユーザー企業内でシステム開発にどのように使用しているのかの実例も語られており、多くの示唆に富んでいる。また日本におけるOpenStackユーザー会の担当者の現状報告など、OpenStackが注目されている背景が解説されている。OpenStackの活用を考える担当者には、ぜひWebキャストの内容を確認してほしい。
※本Webキャストは2015年10月21日に行われた「IBM Cloud Innovation Forum」の内容を収録。
2015年10月21日に開催された「IBM Cloud Innovation Forum」は、CIOやIT部門を率いる責任者が自社のビジネス変革の取り組みをリードし貢献するために、多様な視点やヒントを紹介するイベントです。次世代ビジネスに実際に取り組んでいるユーザー、パブリッククラウドとプライベートクラウドを適材適所で併用するハイブリッドクラウドを実践しているユーザー、ハイブリッドクラウドにより運用効率向上やIT業務の進化を遂げているユーザー自らが登壇しました。「IBM Cloud Online Seminar」では、同イベントのバーチャルショールーム版を公開中です。
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