再注目のテープが担う「ビッグデータ時代のデータ管理基盤」捨てられない「コールドデータ」を活用する環境を実現

ビッグデータ時代の本格到来を控え、膨大な量のデータ管理に頭を悩ませているITスタッフも多いことだろう。どうすれば費用対効果に優れた管理基盤を整備することができるのか。

2016年02月15日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 他社との競争が激化する中、意思決定に迅速さと正確さがより強く求められるようになってきた。そこで鍵を握るとされているのが、データ分析による新たな知見の獲得である。先進各社がビッグデータ活用に相次ぎ乗り出しているのも、まさにそのためである。こうしたビッグデータ時代の到来を背景に「より大量のデータを、より長期にわたって保管したい」という声は盛り上がる一方だ。

 だが、データの長期保管では注意すべきこともある。その代表格が、参照される頻度が低い「コールドデータ」の取り扱いだ。企業が保有するデータの大半はコールドデータだといわれる。保存するデータの量はさらに今後増加し続けることが確実だ。そうした中、従来ながらのデータ管理を続ければストレージコストの急増が免れない。しかし、製造物責任法、電子帳簿保存法といった法対応や、データは新たなビジネス創造の可能性を秘めた資源だと考えると、コールドデータを捨てるという選択肢は考えにくい。IT部門はどう対処すべきなのか。本稿では、ビッグデータ時代に理想とされるデータ管理基盤の在り方と、その実現に向けた具体的なアプローチを紹介しよう。


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