仮想化やクラウド、基幹系システムなどエンタープライズ環境でオールフラッシュストレージが活躍の場を広げている。実際に導入して著しい効果を挙げている事例を紹介しながら、その理由を探る。
近年の爆発的なデータ量の増大、ビジネスにおけるモバイル活用の広がりなどに伴い、データ基盤となるストレージの役割が大きく変化しつつある。従来のように単にデータを格納するだけでなく、そのデータのリアルタイム処理を可能にし、ビジネス価値へとつなげていくインフラとしての役割が求められている。
こうした背景の中で、導入が加速的に進んでいるのが、データ全てをフラッシュメモリでまかなうオールフラッシュストレージだ。最近ではHDDベースのストレージ製品を上回る勢いでニーズが拡大している。今まで導入をためらっていたミッションクリティカルなシステムにおいても、多くの企業が情報収集の段階から導入の段階へと移行している。モバイル活用の業務形態が加速する中、中核となるITシステムにはパフォーマンスのみならず、ビジネスニーズへの即応性、堅牢性が求められ、競争は日増しに激化する中、本格採用は「待った無し」の状況だ。
なぜ今、分野を問わず、エンタープライズ環境でオールフラッシュストレージの導入が加速しているのか。新世代のオールフラッシュストレージがもたらすビジネスメリットや、実際に導入して効果を挙げているライオン、Sony Entertainment Networkなどの事例を紹介しながら、その理由を探る。
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