調達しやすいサーバを使って仮想化運用するSDS(Software Defined Storage)では、信頼性の高いサーバベンダーと技術力の高いソフトウェアベンダーの連携でHDDでもオールフラッシュ相当の性能を発揮するという。
企業のIT関連設備に対する増強需要は強まる一方だが、それとともにコスト抑制に対する要求も厳しさを増している。この状況において、需要に合わせてリソースを柔軟に用意できる仮想化技術への取り組みと採用例が増加している。
VDI(Virtual Desktop Infrastructure)やSDN(Software Defined Networking)から始まった仮想化技術はその応用範囲を拡大し、汎用(はんよう)サーバをストレージに仮想化して運用する「SDS」(Software Defined Storage)も、導入または導入を検討する企業が増えている。ユーザー企業の需要に合わせてSDS市場に参入するベンダーも多い。ただ、仮想化技術に関連したプラットフォームの開発はハードウェアベンダーやソフトウェアベンダー単独では実現しない。
ここでは、「Japan IT Week 春 2016」のブース展示とミニセミナーでハイパーコンバージドインフラベンダーとストレージソフトウェア開発ベンダーとの連携を訴求した、サーバベンダーのSDSに対する取り組みを紹介しよう。
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