システム停止の損害は1日2億円、三菱アルミニウムの業務を守るIT基盤とは?TIS株式会社提供Webキャスト

一貫生産体制を備えた欧米企業や、大規模な生産能力を持つ中国企業とのグローバル競争が激化する中、三菱アルミニウムは高い品質と技術力を武器に事業拡大を目指している。そのために同社が取り組んだ業務システムの刷新について、3つの課題を軸に紹介する。

2016年07月08日 17時00分 公開
[ITmedia]

 飲料用の缶、アルミホイル、乗用車のバンパーなどを製造する国内アルミ業界を取り巻く状況は厳しい。鉱山開発から最終製品加工まで一貫生産が可能な欧米企業や、大規模な生産能力を持つ中国企業とのグローバル競争が激化する中、国内メーカーはどのように対抗しようとしているのだろうか。

 アルミ製品メーカーの三菱アルミニウムは、国内事業を安定運営しつつ、強みである熱交材などの領域でグローバル展開の拡大を目指している。そのカギとなるのが、主力の大規模生産拠点である富士製作所の安定供給体制だ。IT化・機械化の進んだ製作所のシステム停止は生産設備の停止を意味する。

 万が一、生産が停止した場合の損害は、1日に2億円以上にもなるというが、富士製作所の業務システムには解決すべき3つの課題があった。そこで、同社はUNIXサーバの保守期限切れを機に、業務システムの刷新を行った。これから紹介する同社のシステム刷新事例は、日本企業が持つ高い品質と技術力を生かしグローバル競争を勝ち抜くためのヒントが示されている。

※本Webキャストでは2016年5月23日に行われた「Customer Success Stories 2016」で実施された動画やレポートを収録。

「Customer Success Stories 2016」とは?

「Customer Success Stories 2016 Online」内で公開中のバーチャルショールーム

 「デジタル・トランスフォーメーションで新たなステージへ、変革を支えるクラウドのチカラ」と題しまして、2016年5月23日に実施された「Customer Success Stories 2016」のバーチャルショールームを企画いたしました。先進企業はこの変革の時代、どのような課題でITに取り組んでいるのか? 有識者からの提言やITソリューションパートナーからの最新サービス情報も加え、皆さまと新しいデジタル化とそれを支えるITの潮流を考えていきたいと思います。


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