今、ビジネスの経営計画や業務方針の決定にデータ分析は不可欠となった。高度な分析が簡単にできるBIツールの導入も進んでいるが、その選定で十分に注意しないと「後出しコスト」で困惑することになる。
BI(ビジネスインテリジェンス)というITツールが世の中に登場したのは、今から20年以上も前だ。企業内に蓄積したデータを分析し、経営の迅速な意思決定に活用するという機運が高まる昨今、これまで利用してきたExcelに代わるデータ集計と分析ツールとして、今まさに多くの企業で導入を検討している。
しかし、財務的に余裕のある大企業では導入検討が進むBIツールだが、20年も経過した今、中小規模の企業が“気軽に”導入できるITツールと認識しているかと言えば、そうとは言い難い。
「操作が難しい」ことと並んで、BI導入を懸念する大きな要因となっているのは、間違いなくコストだろう。最近では、「クラウドBI」と呼ぶ初期費用を低く抑えたBIツールも登場している。だが、「利用人数」「オプション」「構築と運用」などで予想外のコストをベンダーが提示し、「そこまでコストが掛かるなら、Excelのままでいい」とBIの本格導入を諦めるケースが少なくない。
これまでのBIツールにありがちな「想定外のコスト増」はなぜ起きるのだろうか。そして、BI導入を阻んでいるこの問題を解決できるBIツールは存在するのだろうか。
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