失敗しないBIツール導入 失敗事例から学ぶ、やってはいけない3つのポイント「BIツールを入れたけど負担が増えた」を無くす

企業のデータ集計や分析などを効率化するために、BIツールを導入する企業は少なくない。しかし、導入後にコストが増えたり、情報システム部門の負担が増えては、本末転倒だ。

2016年09月01日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のデータ集計、分析、レポーティングを効率化するために、BIツールの導入を検討する企業は少なくない。多くの企業で使われている「Microsoft Excel」は、「大量のデータ集計に時間がかかる」「毎回手動でデータ取り込みをするため手間が掛かる」といった課題が噴出する。それを一掃してくれるのがBIツールだ。

 しかし実際にBIツールを導入した企業は「こんなはずじゃなかった」「BI導入で、かえって負担が増えた」という情報システム部門(情シス)の声も少なからず聞かれる。

 一方で、BIツールを導入することによって情シスの負担を大幅削減し、業務部門からの要望に対応する受け身の情シスから、提案型の情シスへ転換を図ろうとしている企業もある。

 BI導入に成功した企業と、失敗してしまった企業では、何が違ったのか。成功企業が導入したBIツールと、失敗企業が導入したBIツールの決定的な違いに何があったのか。BI導入における典型的な失敗パターンを幾つか取り上げ、その違いを探っていく。


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