医薬品メーカーの中外製薬は、経営をめぐるさまざまなリスクの1つとしてセキュリティを位置付け、事前と事後の両輪での対策を進めている。そんな同社が今後のセキュリティ対策で注目するのが、IBM Watsonの持つコグニティブ技術だ。
サイバー犯罪の巧妙化、組織化が進み、米国では電子カルテの医療情報が「Dark Web」と呼ばれる闇サイトで取引される状況まで生まれている。このような現実を目の当たりにした国内の医薬品メーカーは、どのようなセキュリティ対策を目指しているのだろうか。
バイオ技術などの先端技術を保有する中外製薬は、経営をめぐるさまざまなリスクの1つとしてセキュリティを位置付け、対策ソフトなどによる技術的な対応や、セキュリティ意識を高める社員教育に取り組んでいる。また、万が一の事態に備えて、インシデント対応専門組織「CSIRT(Computer Security Incident Response Team)」も設置している。
そんな同社が今後のセキュリティ対策として注目するのがコグニティブ技術だ。本コンテンツでは、同社の取り組みと合わせて、IBM Watsonの持つコグニティブ技術を活用した「Watson for Cyber Security」プロジェクトについても紹介する。
※本Webキャストは2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」の内容を収録。
2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」は、よりよい顧客体験の提供、意思決定の品質向上、そして新しい価値創出を支援するため、コグニティブ時代を見据えた新しいテクノロジーによるビジネスへのアプローチと具体的な方法を提案するイベントです。経営課題、お客さまの役割別などの視点から、豊富な事例やデモを交えてご紹介します。「IBM Cloud Online Seminar」では、同イベントのバーチャルショールーム版を公開中です。
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