画像や動画、IoTのセンサーデータなど、これまで活用されてこなかった非構造化データ。今後のビジネスを左右するといわれる膨大な非構造化データの活用を目指す企業が今注目しているのが、人工知能の「IBM Watson」だ。
2020年には44ZB(ゼタバイト)ものデータが世の中で使われると予測されているが、そのほとんどが画像や動画、IoTのセンサーデータなどの「非構造化データ」だという。そのため、非構造化データから知識や知見を得ることが、今後のビジネスを左右する重要課題となっている。
人工知能「IBM Watson」(以下、Watson)によるコグニティブコンピューティングは、このような膨大なデータを理解し、分析と解析を行い、世の中の動きや市場の動向、自社の問題などを見いだすことを可能とする。Watsonは、2014年に商用化と日本語化がなされ、既にさまざまな分野で活用され始めている。
例えば、医療分野では、2400万件もの研究データを数時間で読み取り、傾向と対策の整理まで行えるWatsonが遺伝子解析によるがん治療法の研究に貢献している。このように大きな可能性を秘めたWatsonについて、その進化の歴史や最新の研究状況、ビジネスにつなげるポイントなどを分かりやすく解説する。
※本Webキャストは2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」の内容を収録。
2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」は、よりよい顧客体験の提供、意思決定の品質向上、そして新しい価値創出を支援するため、コグニティブ時代を見据えた新しいテクノロジーによるビジネスへのアプローチと具体的な方法を提案するイベントです。経営課題、お客さまの役割別などの視点から、豊富な事例やデモを交えてご紹介します。「IBM Cloud Online Seminar」では、同イベントのバーチャルショールーム版を公開中です。
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