個人向けのNASは機能的に不十分、しかしハイエンドストレージは高い、使いこなせない……。そんな中、楽に運用でき、柔軟に拡張できる低価格の国産ストレージが登場した。
ソフトウェア定義型、分散型、仮想ストレージ技術など、ファームウェアの機能が豊富になってきたことから、ストレージの可能性は大きく広がっている。
しかし、企業内のデータ共有を担うファイルサーバやNASなどでは、データ共有・保全さえ確実に行われればよく、むしろ、技術面の変化や新たな機能追加などで運用管理が複雑になっては困るという企業も少なくないだろう。ただ、「データ共有」――とりわけデータ保全をより高いレベルで実現し、さらに運用管理を容易にするために必要な機能もある。例えば、アクセス制御、高度なバックアップ/リカバリー、遠隔地レプリケーション、暗号化、高圧縮、重複排除、動的拡張などだ。こうした高度な機能はハイエンド製品なら利用可能だが、導入・運用コストはかなり高くなってしまう。
そこで今回は、ハイエンド製品と同様の機能を備えつつ、SOHO・小規模、中小企業などにも導入しやすい最適なコストで提供する“ミッドエントリー”と呼ばれるNAS製品に注目し、いかに企業におけるデータ保全の課題を解決してくれるか見ていこう。
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