安全性が高いとして、従業員用の端末にiPhoneやiPadを選択している企業は多い。だが、現実には100%の安全は無い。それでもiPhoneが安全とされる理由は何か、セキュリティの穴はどこか、それを確かめられる4つの質問に答えてみよう。
iOSデバイスの安全性は非常に高水準だとされている。米政府も機密保護に採用する「AES」で暗号化され、アプリもApp Storeの厳しい審査を設けている。この取り組みは大部分で成功しており、企業導入の多さもこれを裏付けている。
しかし「絶対の安全」は無い。不正コードが含まれたアプリがApp Storeの審査を潜り抜けた事件もある。最近では位置情報を悪用し、特定地域のみで悪質な機能が出現するという巧妙なものも発見された。また、勝手に「脱獄」する困った正規ユーザーもいる。
そこで、従業員にiOSデバイスを扱わせている企業において、セキュリティ対策が講じられているか確認できる「iPhone管理者なら答えられないとまずい4つの質問」を聞いてみよう。もしも答えられなかったら、対策方法をぜひ確認しよう。