仕事がハードで男女格差が依然として存在するIT業界だが、近年は女性の活躍が増えつつある。しかし業界動向を先行する米国では、新規IT分野の開拓や施策によって女性の割合が大きく高まっているという。
ITエンジニアという職業では常に新たな技術が重視される。そして新たに注目される技術領域においては著しい人材不足が生じるケースも多い。結果として、採用や評価における「新しい技術に対するスキル」の重要度は高くなり、こうした背景から米国ではITエンジニアの道を目指す女性が増えている。
実際、米国の雇用市場ではソフトウェア開発やビッグデータ分析などといった技術専門職の雇用が拡大しており、多くの女性たちが職を得つつあるという。
業界動向において先行する米国事情から、日本の将来を読み解こう。文化的な問題や仕事量が原因で脱落してしまう女性が多いとの指摘もあり、IT業界が行っていくべき施策など重要な要件がまとめられている。
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