クラウド移行・データベース見直しでTCOを削減、成長分野へ投資をシフト「攻めのIT投資」を実現するために

老朽化システムの延命を目的にシステムの移行を図る企業が多い。しかし、単なる入れ替えでは新しい価値を生まない。必要なのは新たな価値を与え、成長を実現することだ。

2017年03月31日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 一般的な日本企業では、システムの保守・運用に関するコストがIT予算の7割を占めるとされる。これらを下げることができればIT全体のコスト削減、あるいは成長に向けた「攻めのIT」への投資を強化することができるはずだ。

 とはいえシステムの維持費は「守りのIT」でもあり、容易に下げられるものでもない。運用管理の人件費を安易に削ってしまえば、さまざまなリスクを招く可能性がある。また、ハードウェアおよびソフトウェアの保守費も安定して使い続けるために必須のコストだ。

 この課題を解消するには、運用負荷が軽く、保守費を抑えられるITインフラへ移行することが有効だ。例えばオンプレミスのサーバをクラウドへ移行したり、ミドルウェアなどを見直すことで保守費を抑えたりといった手段が考えられる。特に、データベース製品の見直しには多くの企業が関心を寄せている。背景には、右肩上がりになる保守料金体系、仮想化時代に逆行したライセンス体系がある。データベース製品見直しにより大幅なコスト削減が可能だ。これによって「攻めのIT」に向けた投資を増やし、イノベーションやビジネス強化のためのIT活用を推進させることができる。このような新しい価値を生むシステム移行をうまく進めていくには、どうすればよいのだろうか。


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