データ活用時代に生き残るための、新たなデータ分析基盤戦略とはデータの蓄積から活用までオールインワンで

データ分析に注目していても、その基盤を整えるためのコストや手間が障壁となっている企業は多い。しかし手の届くDWHがあれば、データ活用時代に競争力を増せるはずだ。

2017年05月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネス環境が目まぐるしく変化し、顧客のニーズが多様化する現在、変化に迅速かつ柔軟に対応するために、データ分析基盤の構築を検討する企業が増えている。これまでの勘や経験に頼った意思決定からデータ分析に基づく高度な意思決定を実現したり、ビッグデータの活用による新たなビジネスモデルや価値を創出したりすることで企業の競争力強化が期待できる。こうした仕組みを有する企業とそうでない企業のビジネスの差は今後どんどん開いていくだろう。

 しかし、データ分析基盤の構築はそう簡単にはいかない。導入には高額なデータウェアハウス(DWH)アプライアンスを導入したり、同等のシステムを自前で構築したりすることが必要である。データ分析基盤を試しに構築してみたいと考える中小規模の企業にとって、DWHはハードルの高い仕組みといえる。

 一方、既にオンプレミスでDWHシステムを構築しているような大企業でも課題が生じている。運用管理のための作業負荷やメンテナンスコストは避けて通れず、数年に1度、システムを更改するための大規模投資や人員が必要になることが大きな課題となっている。また、こうしたシステムは、増え続けるデータに対応するための柔軟性や拡張性の確保も考えなければいけない。

 そこで、今あらためて考えるべきなのが、規模の大きくない企業でも無理なくデータ分析基盤を柔軟に構築する方法である。この点に最適な解を見つけることができれば、今後のデータ活用時代の中で競争力を獲得することができるはずだ。以上のような現代のニーズを満たし、スモールスタートが可能なデータ分析基盤の構築・運用サービスが2017年4月に新しく登場した。本稿ではこのサービスの詳細と魅力を紹介していく。


提供:株式会社システムサポート、日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部