古くて新しい「ネットワークの自動化」を現実のものにする具体的な方法次世代運用にどこから取り組むべきか

インフラ運用の効率化を図る上で見逃せないのが、ネットワークの構築や運用をどう自動化するかだ。そのためには何をすればよいのか。具体的な手段を示す。

2017年09月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 私たちを取り巻くITは、仮想化技術の発展によって大きく進歩を遂げてきた。その領域はサーバやストレージにとどまらず、「NFV」(ネットワーク機能仮想化)や「SDN」(ソフトウェア定義型ネットワーク)といったキーワードとともに、ネットワークにまで及んでおり、さまざまな新しい技術が生まれてきている。

 ネットワーク仮想化技術によって、物理領域と論理領域を分離できることはよく知られている。一方で、これまで分離されていたものの境界が曖昧になる例もある。例えばSDNコントローラーとルーティング技術を組み合わせれば、データセンターの内外に関係なくトラフィック制御を実現できるようになる。

 この他にも「EVPN」「パケット光伝送」「SD-WAN」など、ネットワークの可用性や利便性を向上させる新しい技術・手法が次々と登場している。現在はネットワークアーキテクチャの再定義が進められている真っ最中なのだ。

 複雑化するネットワークとオペレーションの変化に追随し、新しいネットワークインフラとサービスを柔軟かつ効率的に運用するには「自動化」を取り込む他はない。それでは、どのように自動化を進めるべきか。どのような施策があるのか。詳しく解説しよう。


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