クラウド時代には、複雑なネットワークOSをマスターして自己満足に陥っているエンジニアが時代遅れになる可能性がある。だが時代遅れにならないための選択肢は、まだある。
2015年末には、ハードウェアとの分離提供も発表された、ジュニパーネットワークスのネットワークOSである「Junos」。ジュニパーのネットワーク製品を採用するユーザーには、主な採用理由の1つとしてJunosの存在を指摘する人が多い。
例えばGMOクリック証券の箱崎和男氏は、「Junos OSの操作は初めてですが、とても使いやすいですね」と話している。また、ミクシィの松本 聡氏は、「他社製品に比べて、コンフィグの管理が格段にやりやすいと感じています。コマンドの入力、つまり作業内容がコンフィグの変更内容と一致する仕様は、バージョン管理システムとの相性が良いです。コミット方式が採られているため、設定コマンドの入力順序をあまり意識しなくてもよいですし、コミット前にコンフィグの差分をチェックできるところも気に入っています」と語っている。大塚商会の倉橋孝典氏は、オペレーションが統一でき、自動化が進めやすい点を高く評価している。
これら3社だけではない。「Junos OSを一度体験してしまうと、元に戻れない」という人たちが後を絶たない。そこまで言わせるJunosとは、いったいどんなネットワークOSなのか。次ではその魅力に迫る。
※本稿は@ITで2016年1月27日に掲載した記事を一部編集し、転載したものです。
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