間接材調達はシステム選びでコスト削減効果も業務効率も変わる自由度が高いのに総コストは削減

リスクなく短期間で導入可能な「クラウド型間接材調達支援サービス」。間接材調達に関わる業務コストや調達コストだけでなく、ITコストまで削減できる仕掛けがあるという。その手法を取材した。

2017年09月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業の中にはシステム化できない業務がいまだに多く残っている。間接材調達がその代表例だろう。間接材とは、ノートやペンといったオフィス用品、備品、工具、販促物などの物品、あるいは清掃などのオフィスサービスの購買など、必要になったときに必要部署で都度調達するものが含まれる。副資材、用度品、店舗備品、店舗消耗品など、業種や企業によっては違った呼び方の場合もあるだろう。

 間接材の調達は直接材と比較して細かな管理はしきれておらず、拠点や部署ごとに都度調達をしていて全体の管理ができていないケースや、間接材調達サービスなどで管理しようとしても、取り扱いのない商品が必要になった場合には、結局、旧来の紙を使った業務フローが必要で統一した管理ができていないというケースが少なくない。

 この間接材調達の業務をシステム化する、あるいは既に利用している場合はシステムを見直すだけで、業務効率化を図れるのはもちろんのこと、調達コストに関しても、場合によっては20%程度の削減が可能だというのはご存じだろうか。ポイントは一括調達によるボリュームディスカウントなどに頼るのではなく、可視化や適切なマネジメントなど、いわゆる業務カイゼンと統制の視点から最適化することにある。

 本稿では、業務効率化を実現しながら、業務コストの50%、ITコストの50%、調達コストの20%を削減した実績を持つ間接材購買サービスを取材、コスト削減効果を最大化する具体的な手法を紹介する。


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