SDSやGPU、FPGAといった技術の浸透によって、データセンターにおけるサーバの役割がより重要になってきている。企業はどのような視点でサーバを選定すべきなのか。
かつては一部の企業に限られていた高度な処理性能を求めるワークロードが、一般企業においても当たり前になりつつある。例えばインメモリでのビジネスアナリティクス(BI)や機械学習への取り組みは世界中で広がっている。こうした用途では、GPUやFPGAを活用することが常識化し、加えて大容量メモリ/ストレージへの高速なアクセスが強く求められるようになってきた。
また、昨今話題のソフトウェア・デファインド・ストレージ(SDS)は、ハイパーコンバージドインフラの文脈でも、スケールアウトインフラの文脈でも普及期に入っている。SDSではこれまでストレージ専用装置が行ってきた処理を、サーバが肩代わりし、CPUをアプリケーション処理とストレージアクセスが奪い合うことになる。
こうした背景から、企業におけるサーバの役割はますます多様化し、重要視される傾向が強まっている。サーバは以前にも増して急速な進化を求められているのだ。以降、サーバ選定のポイントを踏まえて詳しく紹介する。
※本稿は、@ITからの転載記事です。
提供:デル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部