DBを整理し、運用管理が容易な統合DB基盤を作りたい企業に適したRDBMSが「Oracle Database 12c」だ。同システムを用いたプライベートクラウド構築のポイントを紹介する。
今日、サイロ化が進んだ自社のデータベース環境を見直し、導入コストや運用コストの削減、ガバナンス強化、タイムツーマーケットの迅速化、さらには将来に向けた拡張性の向上を図りたいと考える企業の間で、データベースを集約/統合したプライベートクラウド環境への移行を進める動きが活発化している。
だが現実には、「ハードウェアの導入コストは削減できたが、運用コストについては期待した削減効果が得られなかった」「懸案だったシステムのサイロ化を解消できなかった」という企業が少なくない。どうやら、プライベートクラウドへの移行メリットを確実に得るためには、実現方法を十分に検討する必要があるようだ。
オラクルは、「Oracle Database」で構築されたデータベース環境のプライベートクラウド化を効果的に推進するためのアプローチを確立し、具体的なソリューションとして提供している。このアプローチに従えば、企業は既存のデータベース環境をアップグレードしていく中で、プライベートクラウドへの移行を速やかに行い、そのメリットを最大化することができるのだ。本稿では、プライベートクラウド環境の構築に利用することが多いサーバ仮想化技術の問題点と、それを解消したオラクルのプライベートクラウド構築アプローチを紹介する。
※本稿は、@ITからの転載記事です。
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