営業・保守ルート効率化、店舗検索……「Googleマップ」の活用で変わるビジネス地図とビジネスデータを手軽に連携

「現場に急行できる最寄りのスタッフは誰だ」「あの商品を扱っている店舗はどのエリアか」……。こうした課題は、地図サービスを活用すればもっと素早く解決できるだろう。

2017年11月15日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスの現場では日常的に「地図」を利用している。Webやスマートフォンの普及によって、地図は身近なツールになった。地図サービスのカスタマイズ機能で営業先のメモを残したり、訪問客に所在地を伝えたりと、うまく活用している読者も多いのではないだろうか。

 地図(地理情報)とデータを組み合わせてビジネスに活用する「地理情報システム(GIS:Geographic Information System)」は、古くからさまざまな分野で活用されている。しかし、従来のGISはどちらかというとプロ向けで、高度で高価な機器やソフトウェアが必要だった。そのため、都市計画などの大規模事業やフィールドスタッフの集中管理など、一部の大掛かりな業務でしか利用されてこなかった。

 しかし前述のように、誰もがもっと気軽に地図を活用したいと考えているはずだ。しかも、単に個人が地図を使うだけではなく、地図をベースにオペレーション全体を支援できれば、チームの働きやすさや業務生産性は大きく向上するだろう。

 本稿では、手軽に導入し、自社システムに地図を組み込める仕組みを紹介しよう。現場で働く人たちのさまざまなアイデアを業務改善につなげることができるはずだ。


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