誰も使えないBIじゃ意味がない、ツール選びで二度と失敗しないための注意点使われないBI、リプレース編

BIがあるのに週末のデータ集計はExcelで集計。「使い勝手が悪く全く活用されない」と担当者は言う。簡単BIを使えば、週末のドタバタ劇を回避できるとリプレースを決断。失敗から学んだBI選定のポイントとは?

2017年12月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 全国各地に店舗展開する、ある会社(以下、B社)では、店舗での事業別売り上げ状況を経営陣が把握できるようにと、各事業部がバラバラに、Microsoft Excel(以下、Excel)で売り上げを集計して、さまざまな報告書を経営会議へ提出していた。経営会議を運営、進行する業務部門の担当者は「同じような分析結果や報告書であっても、数字が違う場合がありました」と嘆く。

 しかし、B社には高価なBI(ビジネスインテリジェンス)があったはずだ。BIがあるにもかかわらず、なぜExcelで集計しているのか? 「そのBIは使い勝手が悪く、見た目も難しそうで、全く活用されていない」と各事業部の担当者は口をそろえる。

 BIを使えば、脱Excelを実現でき、各事業部で毎週のように繰り返される週末のドタバタ劇を回避できる。そう考えたB社は、BIのリプレースを決断した。B社が失敗から学んだBI選定のポイントとは? 今度のBIは、社員に使われているのだろうか……。


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