これまでのUCとどう違う? 「インテリジェントコミュニケーション」とは何か「Skype」から「Teams」へのアップグレード

働き方改革にコミュニケーションの改善は不可欠だ。現在の有力手段は「ユニファイドコミュニケーション」(UC)だが、限界も顕在化し始めた。求められる新たな手段とは。

2017年12月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 多様なコミュニケーション手段を駆使してビジネスを遂行したい――。働き方改革に本腰を入れて取り組む動きが広がる中、このようなニーズが生まれるのは自然なことだ。まさにこうした目的に合致した製品分野として「ユニファイドコミュニケーション」(UC)がある。チャットやWeb会議など多様なコミュニケーション手段を提供するUCがあれば、社外や遠隔地の拠点にいる従業員であっても会議に参加できるなど、場所や時間の壁を越えたコミュニケーションを実現できる。

 UCは決して万能ではない。従来のUCは、ビジネスコミュニケーションから場所や時間の制約を取り払って、新たな働き方実現への扉を開いてくれた。逆にいえば、場所や時間の制約を取り払う「だけのもの」だったともいえる。いつどこにいても、好きな相手とコミュニケーションが取れるようになるのは、確かに大変便利なことに違いない。だが、それによって今まで断絶していたコミュニケーションが一気に活発化するとは限らない。

 コミュニケーションには場所や時間の壁だけではなく「個人の意識」「世代」「言語」といったさまざまな壁が存在する。たとえUCの環境を導入したとしても、これらの壁を取り除かない限り、導入効果は極めて限定されたものになるだろう。この限界を突破するためには、現在のUCからさらにもう一歩踏み込んだ、新たなコミュニケーションの在り方が必要になってくる。それはどのようなものなのか。


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