サントリーがオールフラッシュでコスト削減 「ストレージ階層化はもう無意味」階層型ストレージをオールフラッシュに集約

サントリーグループが、国内各社の基幹システムを支えるインフラにオールフラッシュストレージシステムを採用した。選定をどう進め、どのような効果を得ているのか。

2018年05月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 データ量が爆発的に増大し、人工知能(AI)などの新しいテクノロジーによるデータ分析の高度化が進んでいる。こうした状況を受け、ユーザー企業にとっての重要な課題となってきているのが、ストレージシステムの刷新だ。技術面では、ストレージメディアの主役がHDDからフラッシュストレージへ移り変わっている。今後は企業の基幹系システムでも、全ての容量をフラッシュストレージでまかなう「オールフラッシュストレージシステム」の採用が拡大することが見込まれる。

 サントリーグループ唯一のIT専門機能会社として、国内外300社以上に及ぶサントリーグループにITサービスを提供するサントリーシステムテクノロジーは、2017年に基幹システムのストレージシステムをオールフラッシュにリプレースし、大きな成果を挙げた。このリプレースを進めたサントリーシステムテクノロジーの担当者に、そのいきさつを聞いた。


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