働き方改革の障壁はセキュリティ? 利便性を損なわず安全にテレワークするには新しい働き方とセキュリティを両立

「働き方改革」の一環としてテレワークが推進されている。実現の上でどうしてもネックになるのがセキュリティの確保だ。この課題をどう解決すればよいか。

2019年02月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

 業務を効率的に進めて生産性向上に取り組む「働き方改革」の一環として、在宅勤務をはじめとするテレワークが推進されている。それを後押ししているのは、テクノロジーの進化や回線などインフラの充実だ。今や「Office 365」に代表されるクラウドサービスやノートPCを活用すれば、いつでもどこでも仕事ができる環境が整ってきた。スマートフォンの普及によって、場所を問わずにメールを確認することへの心理的抵抗が減ってきたのも追い風だ。

 そんな新しい働き方の実現に際して、どうしても避けられない課題がある。セキュリティだ。仕事場がオフィスに限られていれば、企業システムとインターネットとの境界線が明確で、端末の管理もしやすい。しかし従業員が端末を持ち運び、情報システム部の管理の目が行き届かないところでも仕事をするようになると、制御が効かない場合も出てくる。自由度が高くなることは、リスクが高まることも意味するのだ。

 テレワークに当たって大きな課題となるセキュリティの問題をどのように解決すべきか。本稿では、その解決策を探る。


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