Oracle DBを快適&効率的にするために、インフラ再確認のススメ構築時は最適なDB環境、でも今は?

「Oracle Database」の基盤について頭を悩ませている企業は数多い。その内容もコストや性能、安定性などさまざまだ。ただし、それらはシステム利用における必然でもある。その解消法を紹介しよう。

2019年03月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 多様なデータを管理し、処理するデータベースは企業システムに欠かせない存在だ。中でも商用データベースとして業種や業界を問わず広く利用されているのが、UNIXサーバからIAサーバ、クラウドまで広範な基盤をサポートし、ミッションクリティカル領域にも広く採用されている「Oracle Database」(以下、Oracle DB)だ。

 だがユーザーの裾野が広いだけに、Oracle DB基盤への不満の声も少なくない。ライセンス料の費用対効果に疑問を抱いたり、運用工数の多さを課題視したりする企業もある。加えて、構築時に最適だったOracle DB環境が今のシステム環境やビジネス環境においても最適とは言い切れない。技術や市場の変化が激しく、Oracle DB環境が企業変革の足かせになっている可能性もある。

 では、こうした問題にどのように対応すべきか。その現実解がデータベース基盤の移行による環境の刷新だ。最新技術により環境を最適化することで課題を抜本的に解消できる。刷新を成功させるポイントはOracle DB環境の状態を正確に把握することだ。本稿では、Oracle DB基盤のアセスメントについて詳しく解説する。

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