働き方多様化に伴う「リモートアクセス環境の複雑化」にどう対処すべきか「頼りになって融通も利く門番」が必要

クラウドサービスが一般化しつつある現在、企業のIT担当者はアカウントやモバイルを含む業務端末の管理に頭を悩ませている。十分な予算がない中で、安全で安心なリモートアクセス環境を構築するためには何が必要か。

2019年03月28日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 私たちが働く環境は大きく変化している。

 業務用デバイスは多様化が進み、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを利用するようになった。タブレットを使って営業活動をしたり、スマートフォンで社外から会議に参加したりすることも今では当たり前のことだ。

 企業のクラウド利用も一般化しつつある。業務でクラウドサービスを利用することが多くなり「複数ベンダーのクラウドサービスを組み合わせて利用している」という企業も少なくない。自社の業務アプリケーションをクラウド化して、社外でも業務ができる環境を整えている企業もある。

 こうした背景があり、時間や場所に縛られないテレワークなどの自由な働き方が可能になっている。

 だが、IT部門側からするとこうした「自由な働き方」のための環境構築は悩みの種だ。社内に閉じた環境ならまだしも、社外から安全にリモートアクセス可能な環境構築は難易度が高い。セキュリティ対策やゲートウェイの設定、アカウントやデバイスの管理などさまざまな点に気を付けなければならないからだ。

 こうした課題はどうやって解決すればいいのだろうか。そのヒントとなるのは「高機能でシンプルなリモートアクセスの仕組み」だという。次ページで解説する。


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