クラウドやオンプレミスといった環境を意識せず、システム、アプリケーションやデータを行き来させるにはどうすればいいか。福井銀行と某化学メーカーの事例から、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド環境を実現するヒントを探る。
ミッションクリティカルな基幹システムをクラウド基盤に移行してコンテナ化されたミドルウェアにアップデートするなど、クラウドネイティブアーキテクチャを取り入れてアプリケーションをモダン化するハイブリッドクラウドの選択を重視する組織が増えつつある。
さらに、プライベートクラウドやパブリッククラウド、オンプレミスといった環境の違いを意識せずに、あらゆるアプリケーションであらゆるデータを自在にやりとりできるようなITインフラの価値を重視する組織も増えつつあり、マルチクラウド環境の実現と管理の在り方も議論が本格化している。つまり、高度なデータポータビリティーを維持しながら稼働できるマルチクラウド環境へのニーズが高まっている。
企業の成長戦略を支えるITインフラに必要なのは、どんな技術や運用戦略なのだろうか。2019年6月開催のイベント「Think Summit」で紹介された福井銀行などの事例から、マルチクラウド環境をビジネスに生かすヒントを解き明かす。
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