中堅企業が抱く「SAPにまつわる6つの誤解」は本当か 担当者に真相を聞いたSAPに対する間違ったイメージを解明

「SAPのERPをうちの規模で入れるのは無理でしょ」。そう思うのは古いSAPのイメージのせいだ。今は全く「別物」だが多くの企業がその真実を知らずにいる。何が誤解で何が真実か、まん延する6つの誤解にSAPは全てノーと言う。

2019年08月08日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「SAP R/3」時代から基幹業務システムの代名詞的存在だったSAPのERP製品。最近は、高速データベース「SAP HANA」を基盤とした「SAP S/4HANA」が中核的な製品だ。「Intelligent Enterprise」(インテリジェントエンタープライズ)を掲げ、自律的に学習し、進化するデジタル業務基盤を提供している。

 だが、SAP製品に対する大仰なイメージが先行し、「超大手企業が大プロジェクトを組み、膨大な経営資源を投入して導入するものだ」と考え、二の足を踏む企業もしばしば見られる。SAPジャパンによると「それはとてももったいない誤解」だという。

 現在のSAP製品は、かつての「数十億円をかけたビッグバン導入」という姿だけではなく、5人程度で全システムの面倒を見ているような中堅企業でも数十拠点にたった3カ月で簡単に導入できる一面もあるというが、にわかに信じ難い。

 今、SAPでいったい何が起きているのか。企業が抱くイメージの真相を確かめるために、SAPジャパンに取材した。


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