世界規模でまん延する糖尿病の重篤患者を減らすことを目的に、3社による産学連携の共同プロジェクトが発足した。その経緯や成果とともに、研究の中でAIなど先端テクノロジーがどのように貢献したのかを動画で分かりやすく解説する。
世界規模でまん延の兆しを見せている「糖尿病」。その医療費は全世界で年額90兆円といわれ、日本国内に限っても8兆円にも上るという。特に透析導入を余儀なくされた場合、5年生存率は50%となり、月40万円ほどの費用がかかるなど、普通の生活を送ることができなくなる恐れがあるため、重篤患者を減らすことは急務となっている。
こうした状況を改善すべく、大学病院、テクノロジーベンダー、保険会社の3社による、産学連携の共同プロジェクトが発足した。これは、13万人分の電子カルテや2500万本以上の医学論文から収集した“医療ビッグデータ”を解析し、糖尿病性腎症の悪化予測モデルを作成することで、重篤化予防に役立てようというものだ。
本コンテンツでは、この研究の経緯や成果について、動画で分かりやすく解説している。既存データの最適化、臨床データの収集といったステップの中で、AIをはじめとする先端テクノロジーがどのように貢献したのか。またそれにより、どのような成果が表れたのか、ぜひ確認してほしい。
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