「会計ソフトでは限界、ERPは高過ぎる」海外進出する成長企業の選択肢は予算もスタッフも多くないなら

ビジネス拡大のために海外展開を目指す成長企業にとって、現地と統一した経営基盤をどうするかは大きな悩みだ。会計ソフトウェアでは機能が不十分。しかしERPは導入に時間がかかりそう――ならば何を選べばよいのだろうか。

2019年10月15日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今やビジネスをグローバルに展開する企業は業種や規模を問わない。大企業だけでなく中堅・中小企業も積極的に海外に進出している。日本経済が縮小する中、新たな成長の源泉を海外に求める企業は少なくない。

 中堅・中小企業が海外進出する際に問題になりがちなのがシステム基盤の構築だ。海外拠点の会計処理をする場合は多通貨・多言語や各国の会計基準の対応、勘定科目の統一など、必要とされる機能は多岐にわたる。一般的な会計ソフトウェアだけで処理するのは現実的に無理がある。

 グローバルでグループ全体の会計を統一するシステム基盤としてはERPが候補に挙がるが、大規模な製品は高額な場合があり、要件定義から導入までにかなりの時間がかかるケースも珍しくない。加速度的に成長している企業にとっては「ERP導入に時間をかけ過ぎてしまったら、刻々と変化する目の前のビジネス課題に即応できないのではないか」と導入をためらう場合もあるだろう。このような伸び盛りの中堅・中小企業にとっては、どういうシステムを選ぶのが有効だろうか。

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