200台のサーバをHCIに移行したコミック販売企業 TCO削減以外に得た効果とは急成長の事業を支えたITインフラ

ビジネスの成長に伴うITインフラの増強で運用管理に頭を悩ませたユメノソラホールディングスは、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)を導入することで課題を一掃した。HCIへの移行でどのような成果を得たのか。

2019年11月18日 10時00分 公開
[ITmedia]

 同人誌を中心としたコミックやCD/DVDなどを販売する「とらのあな」を運営するユメノソラホールディングス。とらのあなの通販サイトのアクセス数はピーク時で月間4億ページビューに達する。ビジネスの成長に合わせてシステム増強を進めていたが、物理サーバの台数が200台を超えたころから運用管理が煩雑化した。古いサーバの所在も不明になり、リソースの有効活用ができないという課題も浮上した。

 これらの課題を解消するために同社はITインフラの見直しに着手した。採用したのはハイパーコンバージドインフラ(HCI)だった。2018年に500台を超える仮想マシンが稼働する環境を構築した。バックアップをはじめとしたITインフラの運用管理もこれを機に見直すことで、ITインフラの運用管理とコストを大幅に削減した。具体的にどのように構築し、どのような成果を得たのか、同社の取り組みを次のページで詳しく紹介する。

※本稿は、デジタルテクノロジーからの寄稿記事を再構成したものです。


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