障害時の対応時間を5分の1に KDDIのDB運用体制はどう変わったのかバックアップにかかる時間は10分の1に

通信事業だけでなくさまざまな領域にサービスを展開するKDDIは、社内の人材を強化し、データベースの構築や運用の内製化へ乗り出した。KDDIのDB運用の体制はどう変わったのか、担当者に話を聞いた。

2020年08月07日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 顧客に信頼されるサービスを提供するために欠かせないのが、データベース(DB)の安定稼働だ。もしDBの障害によりサービスに影響が出れば、顧客に対する機会損失や信頼失墜につながりかねない。だが、DBを安定稼働させると言っても設計や構築、日々の運用には、DBを熟知し、障害に対応できる人材の確保が不可欠だ。

 総合通信事業を展開するKDDIも、DBの運用に対して大きな課題を抱えていた。そこで現在は、同社のプラットフォーム開発本部 サービスアプリケーション開発部のフレームワークグループが一貫した品質統制を担い、サービス開発をする各部門に配置したDBA(Database Administrator)に対する人材育成および技術支援、オペレーションの標準化、ツール提供などを実施しているという。

 こうした運用体制はどのようにして作られたのだろうか。KDDIの担当者に話を聞いた。

※本稿は日本オラクルのホワイトペーパーからの転載です。


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