スケールアウトNAS導入後3年の企業は、ファイルサーバの運用をどう変えたのか三菱UFJリサーチ&コンサルティング事例

年間2000〜3000件のプロジェクト資料をファイルサーバで管理している三菱UFJリサーチ&コンサルティング。以前はバックアップやパフォーマンス、運用管理などに課題を抱えていたという。同社が課題を解決できた理由とは何か。

2020年09月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 製品資料に提案書、製品価格表に議事録など、業務のさまざまな場面で扱うファイルを保存し、部署や事業部単位で共有するためのファイルサーバは、どのような企業にとっても重要な存在だ。万が一停止したり、容量がパンクしたりするようなことがあっては一大事となる。

 だが、その重要性の割に「取りあえずWindowsのファイルサーバでいいのでは」「RAIDで保護しておけば大丈夫」と片付けられがちで、「あらゆる社員がストレスなく、安心してファイルを利用できる環境」と、言葉にすると当たり前の環境を実現するには、相応の投資が必要だ。

 そのような環境を、三菱UFJリサーチ&コンサルティングはスケールアウトNAS(Network Attached Storage)で実現した。現在は、年間2000〜3000件のプロジェクトごとに資料やデータを格納するファイルサーバをスケールアウトNASで運用中だ。同社でシステム部 副長を務める金田裕治氏に、スケールアウトNASへの移行前と3年間運用してみた後で何が変わったのかを聞いた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:テクマトリックス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部