3拠点間バックアップをHCIで実現、弥生が得た“工数削減以外”の効果とは?作業工数の削減だけではない効果

3拠点にまたがる仮想環境を個別運用していたことで、バックアップ作業に関する工数増加やデータの継続的な増大など、多くの課題を抱えていた弥生。これらを解決したHCIが同社にもたらした効果は、工数削減だけにとどまらなかったという。

2020年10月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 社内システムの運用管理に課題を感じる企業は少なくない。そこでITインフラの運用管理をベンダー側に任せられるクラウドへの移行が候補になる。だが社内で運用管理すべきデータやシステムがある場合はクラウドに移行できないため、オンプレミスでの運用効率化を模索しなければならない。

 業務ソフトウェア「弥生シリーズ」を手掛ける弥生も同様の課題を抱えていた。3拠点にまたがる仮想環境(仮想化ソフトウェアやそれを稼働させるハードウェア)を個別に運用管理する必要があったことに加え、同社を悩ませていたのはバックアップ作業だ。作業自体にかなりの工数を要するだけでなく、バックアップ対象のデータが増え続ける問題もあった。

 この問題を解消するため、弥生は3拠点の仮想環境を見直すとともに新たなバックアップ体制の構築に乗り出した。採用したのはハイパーコンバージドインフラ(HCI)による3拠点間バックアップだ。同社はなぜこの手法を採用し、どのような成果を得たのか。


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