「VDI」刷新の事例で解説 コストバランスの良いテレワーク環境とは緊急時を見据えたニューノーマル

テレワークを支えるITインフラの一つ「VDI」。オンプレミスとクラウドのどちらで構築するのか、どれくらいのユーザー数を見積もるべきかなど、検討すべき問題は少なくない。どう設計すればコストバランスの良いVDIになるのか。

2020年11月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で急きょ全社的なテレワークに移行した中で、企業はさまざまな課題に直面した。今後同じような事態になっても慌てずに済むよう、全社的なテレワークを支えられるITインフラの構築に本格的に着手する動きが見られる。

 VDI(仮想デスクトップインフラ)はどこからでもいつものデスクトップ環境で仕事ができるため、テレワークの業務環境として真っ先に候補に挙がる手法の一つだ。だがVDIの初期投資や利用料金は決して小さくない上、設計にもそれなりの時間がかかる。VDIはオンプレミスでもクラウドでも構築可能だが、要件や設計によって必要なコストは変わるため、なおのこと慎重にならざるを得ない。

 オンプレミスとクラウドを併用するハイブリッド構成のVDIも構築可能だが、実際の構築事例はまだそれほど多くない。全社的なテレワークを支えるVDIをどのように設計すればよいのか、実例を踏まえてそのポイントを紹介する。


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