1000台規模の物理サーバで運用されてきたシステム基盤の刷新に当たり、業務要件に応じて適材適所のインフラ機器を割り当てるアプローチを採用したauカブコム証券。コスト削減や可用性向上、アジリティ確保など大きな成果を上げた秘訣とは?
デジタルトランスフォーメーションが目覚ましい金融業界で、デジタル金融企業への取り組みをいち早く進めてきたたauカブコム証券。中でも最重要と位置付けるプロジェクトが、1000台規模の物理サーバで運用されてきたシステム基盤の刷新だ。コストを抑えながら、ミッションクリティカルな要求とビジネスアジリティを両立するという難しいミッションに挑んだ。
そのために選ばれたのは、業務要件に応じて適材適所のインフラ機器を割り当てるアプローチだ。ミッションクリティカルなシステムには可用性・耐障害性が確保され、負荷の高いデータベース環境でも処理を高速化できるインフラ機器を選定。他には、ビジネスアジリティを重視するシステムには自動化技術を組み込んだ機器を、汎用的なシステムにはコストを抑えた機器を用意。パブリッククラウドも利用し、要件を4階層7段階に落とし込んだ。
しかも、これらのインフラ機器は月額・従量制で導入しており、コスト削減効果も大きい。本資料では、同社の次世代システム基盤構築プロジェクトを通じ、業務システムのためのインフラ像を明らかにする。
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