ペタバイト時代にどう対応する? 検証で見えた「バックアップ高速化」の具体策最新技術を駆使した新時代のバックアップ手法

企業内データがペタバイト規模に膨張する今、それらを高速にバックアップ/リストアすることは、IoTやAIの活用を考える上でも不可欠となる。そこで最適解となり得るアプライアンスとストレージの実力を、検証結果を基に明らかにする。

2020年11月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスでのIT活用が進めば、企業が保有するデータ量は増大しやすい。IoT(モノのインターネット)やビッグデータ解析、AI(人工知能)技術の活用に着手すればさらに膨大なデータを扱うことになる。そのデータを確実に保管する観点で欠かせないのがバックアップだ。

 業務で日常的に使用するNAS(ネットワーク接続ストレージ)やファイルサーバは、定期的なバックアップが欠かせない。近年、バックアップデータに求められる役割は、いざというときに素早くリストアできることだけではない。例えば機械学習のようなAI技術の利用をはじめとしたデータ活用もできるようにすることが理想だ。しかしペタバイト規模のデータを抱える組織も珍しくなくなった今、効率的にバックアップを取得し、データ活用も同時に進めるのは容易ではない。

 膨大なデータを確実に保管して活用するには、どのようなバックアップの仕組みやストレージが必要なのだろうか。その解となる手法と検証データを次のページで解説する。


提供:ネットアップ合同会社、ルーブリック・ジャパン株式会社、株式会社ネットワールド
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部