安全・快適にZoomを使うための3つの「運用管理のポイント」とはテレワーク利用者増で直面する問題

テレワークが新しい日常になりつつある昨今、Web会議ツールの利用頻度が高まっている。今の時代に即したセキュリティとエンドポイント管理、そしてネットワーク設定の在り方とは。

2020年12月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 感染症対策の一環で、対面の会議をWeb会議に切り替えて実施することがある。オフィス出勤者と在宅勤務者がWeb会議に同席することも珍しくなくなりつつある。社内外で勤務する従業員が混在する状態が今後の日常風景となることを踏まえると、社外からアクセスする従業員のセキュリティ確保は重要な課題だ。今後もWeb会議の利用機会を拡大するならば、在宅勤務者にも従来のオフィスワーカーと同等のセキュリティを確保する必要がある。

 社内外でWeb会議の利用が増加すると、いずれネットワーク帯域不足の問題にも直面する。今後ビジネスでWeb会議や複数のSaaSを利用する機会が増えることを想定するならば、複数のクラウドサービス利用に伴うパスワード管理や本人確認といった要素も見直し、セキュリティが脆弱(ぜいじゃく)な部分から素早く対処しなくてはならない。

 テレワークが日常になると、会社支給の端末は社外に持ち運ぶことを前提にして運用管理する必要が生じる。アプリケーションの最新化やセキュリティパッチ管理といったエンドポイント管理の手法も見直さなければならないだろう。

 IT部門がこれらの課題を解決するにはどうすればよいのだろうか。本稿は、Web会議を安全かつ快適に利用する3つのポイントを紹介する。


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