レガシーSD-WANに現代ニーズとの明らかなギャップ、次世代化の基準は何?パロアルトネットワークス株式会社提供ホワイトペーパー

COVID-19の流行拡大によりSD-WANへの関心の高まりに一層拍車が掛かることとなった。ただ、SD-WAN自体は利用され始めて10年近くが経過しており、現在のニーズとのギャップも生じている。その解消につながる次世代SD-WANの要件とは何か。

2021年04月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業調査によるとCOVID-19の影響を大きく受けたIT支出の1つに、SD-WANがあるという。55%の企業がパンデミック以前に比べてSD-WANへの支出を増加させていた。ただ、レガシーなSD-WANは、MPLS接続からブロードバンドに移行することでネットワークのコストを削減することが当初の焦点だった。現在のDXやリモートワークを前提とする環境では力不足が否めない。

 例えば、レイヤー3のポリシーに基づいて構築されたパケットベースのアーキテクチャは、アプリケーションベースのネットワーク機能に制限がかかる。また、拠点のネットワーク設定を手動で継続的に行う必要があるなど、運用コストの問題も無視できない。セキュリティ面でも、一貫したポリシー適用が困難という課題を抱える。

 そこで、これらの課題をクリアした次世代SD-WANが新たな選択肢として浮上してきた。デジタル時代に適応した、この選択肢にはどのような要件が求められるのだろうか。そこで本資料では、次世代SD-WAN評価の基準を解説している。充実したセキュリティとネットワークサービスを提供するネットワークソリューション選びに役立ててほしい。

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