2021年08月09日 05時00分 公開
特集/連載

“脱VPN”からの「ゼロトラストセキュリティ」導入が活発化する理由とはテレワークで変わる企業のセキュリティ【第4回】

テレワークの普及で、旧来のセキュリティ対策である「VPN」に課題が見え始めた。それは何なのか。有力な対策となり得る「ゼロトラストセキュリティ」の有効性と併せて考える。

[Arielle Waldman,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)のさなかにテレワークが普及する中、企業はVPN(仮想プライベートネットワーク)では通信量の大幅な増加に順応することが困難であることに気付いた。VPNにはどのような問題があるのか。

“脱VPN”とゼロトラスト導入を検討したくなる“あの理由”

 Kaspersky Labsの研究者ディミトリー・ガロブ氏は、VPNは依然として人気ではあることを認めつつ、個々のエンドユーザーへの攻撃を足掛かりとして社内LANに侵入する攻撃には「有効な対策ではない」と言い切る。実際に、攻撃者がエンドユーザーの資格情報を悪用して社内LANに侵入した事例が幾つかある。

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